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君と歩いた青春


波紋プロジェクト



7日間ブックカバー・チャレンジ(第七日目)

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『千日の瑠璃』(丸山健二 1992年)

「私は風だ」「私は闇だ」―。千の視点、六百字の情景、いかなる微細なものも逃さぬ文体と重層的な描写で、山あいの町「まほろ町」と少年・世一、彼が助けた禁鳥 - オオルリとの千日の森羅万象を写し取ったマンダラ世界。

私の最も好きな小説のひとつで、ブックカバーは作者不詳の国宝『日月山水図屏風』。『Stone Valley』にも、この作品のデジタル復元版(小林美術科学)を使用させて頂いているが、世界的に見てもまずないケースであろう。

今夜はチャレンジ最終日。東京で暮らしていた頃は通勤時間が片道1時間半あり、電車の中で本を読むのが楽しみだった。高知に帰ってからは寝る前に読む程度になったが、本と映画と岩登りは、歳をとるほどに面白くなる。

7日間ブックカバー・チャレンジ(第六日目)

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『ジョジョの奇妙な冒険』(1987- )

昭和62年『少年ジャンプ』で連載が始まった、荒木飛呂彦氏による、バトルアドベンチャー大河ロマンストーリー。

私の好きなのは『Part2 戦闘潮流』。メキシコで発掘された「柱の男」と波紋戦士の戦いを描く。Part3以降の”スタンド”に関しては、納得いかないものを感じ読んでない。

ある筋の情報によると、あのエルキャピタン倉○が、この本に出てくる太陽の力「波紋」の呼吸法を密かに研究していると聞く。そして、あなたの次のセリフは「マジで...」という!

7日間ブックカバー・チャレンジ(第五日目)

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『陰摩羅鬼の瑕』(京極夏彦 2003年)

『姑獲鳥の夏』(1994)に始まる百鬼夜行シリーズ第8弾。最も好きな作家の一人で、書籍は全て所有している。第二次世界大戦の戦中・戦後の混沌とした日本を舞台として、個々の作品タイトルには妖怪の名前が冠せられている。

その魅力について話し始めると、岩探し同様止まらなくなりそうだが、興味のない人にはうんざりするほど長い蘊蓄、「薔薇十字探偵社」の榎木津礼二郎を筆頭とした個性的なキャラクターたち、読みだしたら引き摺り込まれる独特の世界感、「レンガ本」と呼ばれる分厚いページ数...。

『陰摩羅鬼の瑕』は、”おんもらきのきず”と読み、中国及び日本の伝承に登場する鳥の妖怪の名前で、奥吉野の未公開エリアの課題名にも採用させて頂いている。

”伯爵は私を視た。そして問う。「貴方にとって生きて居ることと云うのはどのような意味を持つのです――」”

7日間ブックカバー・チャレンジ(第四日目)

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「闘うプログラマー」(1994年)

1985年にリリースされたWindows 1.0は、MS-DOS画面から "win"とコマンドを叩いて起動させた。まだカーネルがプロテクトされてなく、C言語のプログラムでポインタを間違えると、画面が虹色に弾け飛んでクラッシュした...。

この本は、軍隊顔負けの厳しい職業理念と屈強な肉体を持つ伝説のプログラマー、デビッド・カトラーをリーダーとしたMicrosoft社のOS -Windows NT- 開発物語である。

あれから30年以上経ち、私はAppleの敬虔な信者となり、Xcodeを使って、withコロナ対策を考慮した次世代ボルダリングガイド「KUROSHIO POD」の開発を進めている。

7日間ブックカバー・チャレンジ(第三日目)

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「Water Fruit」(1991年)

篠山紀信が樋口可南子をモデルに撮った、日本初のヘアヌード写真集。発売当時はとても買う事などできず、不惑を過ぎて古本屋で見つけ、歴史的作品として購入したもの。

久しぶりにこの本を見て、中学生の頃、友達と二人で深夜(11時頃...)、国道沿いのラーメン屋の横にあるエロ本の自動販売機に、命懸けで買いに行った事を思い出した。

この時は、店のオッサンに見つかって怒鳴られ、目の前が真っ暗になり、このまま警察に連れて行かれ、一生日陰の道を歩く事を覚悟した、甘酸っぱい青春の思い出である。

7日間ブックカバー・チャレンジ(第二日目)

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「異形コレクション」(1998-2011)

自らも作家である井上雅彦氏が、均質化圧力から解き放たれた世界観と膨大な知識、異常とも言える愛を注ぎ込んで監修したホラーアンソロジーのシリーズ(全48巻)。

各巻にテーマが設定され、第1巻「ラブ・フリーク」のテーマは - Love - 人類にとって最も古く、最も強烈な感情 。

最初コンビニのついでにこの本を買った私は、その怪奇と幻想と人外の美にドップリと嵌まり込んで抜け出せなくなり、中毒患者として定期的な刊行を待つ事となった...。

7日間ブックカバー・チャレンジ(第一日目)

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【 7日間ブックカバー・チャレンジ 】
ヨガインストラクターのマリリンさんから、バトンパスを頂きました。

この企画は「読書文化の普及に貢献する為のチャレンジで、好きな本を1冊 7日間投稿する」というもの。ルールは 1)本についての説明はナシで表紙だけアップ。2)毎日、fbの友達を招待。スルー&招待は自由。

他ならぬマリリンさんからのお誘いという事もあり、ライフワークである岩探しと同様に私の愛する本の紹介を、本日より一週間(結構長いね...)させて頂きます。

さて第一日目は「広中平祐の数学教室」(サンケイ出版、昭和55年)。中学の頃に買った本で、今でもこの本は本棚の隅に置いてあります。私に数学の世界の美しさを教えてくれた本で、各章の終わりにある言葉も、当時、思春期を迎えていた私に、強い影響を与えたと思われます。

「創造の世界には3つの入場券がある。それは驚くこと、感心すること、不思議がることである。」(広中平祐)

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