fc2ブログ

Life is Water


黒潮ボルダー清掃 -2021-

IMG_9210_20211204083242473.jpg

STONE VALLEY(Vol.1)- サルモネラ・エディション -

増刷にあたり表紙にトール・ナカジマを起用。裏表紙にはフィジカル・ビッグバン - タカタを配置し、よりストロングなインスピレーション溢れる限定版。

サルモネラ・エディション

黒潮ボルダーの利用について(ウィズコロナ)

中国武漢で原因不明のウイルス性肺炎のニュースが流れたのは2019年12月31日でした。年が明けて2020年2月、クルーズ船での集団感染、感染を抑えるイベント自粛の為、春の選抜高校野球は中止、大相撲の春場所は無観客開催、東京オリンピックは1年延期、同年4月には7都府県に緊急事態宣言が出されました。

以来コロナウイルスは、誰も予想しえなかった展開で世界中に蔓延を続け、はじまりから1年半経った今も終息の気配を見せず、新たな変異株まで生まれています。

クライミングコミュニティーにおいても、各地で登攀自粛の要請が行われていますが、黒潮ボルダーはこれまでそうした要請を行いませんでした。それにはいくつか理由があります。まずエリアは全て海岸と河川にありその利用を規制する権利を有しない事、次に民家が近くにあるエリアが少ない事があります。

またフリークライマーは、自らその行動について全責任を負って臨むものであり、その覚悟について些かの口を挟むものではないという考えがあります。ただエリアの維持においては地元との良好な関係は必須であり、その利用についてはJFAガイドラインに従っての行動を期待します。特に民家の近い奥物部『塗仏エリア』については配慮をお願いします。

如何なる状況にあろうとも、そこに自由を求めて止まない精神こそフリークライミングの神髄だと考えます。(黒潮亀治郎)

【JFAガイドライン】
https://www.facebook.com/freeclimbjp

松風ポスター

黒潮ボルダー清掃 - 2020(大山岬)

【無事完了しました!】
Thank you everbody.

大山岬は、海と空を望む開放的なボルダリングエリアです。近年は関東や関西からもクライマーが訪れ、年末年始や GWといった連休は多くの方が岩登りを楽しむ状況がみられます。私もよく出かけるのですが、岩場にゴミのポイ捨てが多く、折角の景観が台無しになっていると感じていました。今回、自分たちの登るエリアを気持ちよく保つ事とクライミングの社会的な理解度の向上を目的として清掃活動を計画しました。

本来なら SNS 等で告知を行い、県外からも多くのクライマーに参加頂きたいと考えていたのですが、コロナウイルスの感染拡大が第三波を向かえており、対象範囲を広めずに地元のクライマー有志で実施したいと考えています。活動については、安芸市環境課に説明を行い、協力を頂ける事となっています。

場所:安芸市大山岬
日付:2020 年 12 月 20 日(日)
時間:11 時~(1 時間程度)
集合:浜千鳥公園
持ち物:軍手、昼食、飲み物、クライミングシューズ
※ゴミ袋は安芸市環境課より提供

(注意事項)
・コロナウィルス感染対策の為、必ずマスクを着用願います。
・ごみにはビンや缶などもあり、必ず軍手を持参願います。
・駐車スペースの問題があり、必ず複数名で乗り合せて来て下さい。
・雨天の場合、順延とします。
※清掃活動後、ボルダリング・セッション及びサーキットコースのガイドを予定。

黒潮ボルダー清掃05横

黒潮ボルダー清掃02 黒潮ボルダー清掃03
黒潮ボルダー清掃04 黒潮ボルダー清掃06
黒潮ボルダー清掃07 黒潮ボルダー清掃09

君と歩いた青春


波紋プロジェクト



7日間ブックカバー・チャレンジ(第七日目)

07.jpg


『千日の瑠璃』(丸山健二 1992年)

「私は風だ」「私は闇だ」―。千の視点、六百字の情景、いかなる微細なものも逃さぬ文体と重層的な描写で、山あいの町「まほろ町」と少年・世一、彼が助けた禁鳥 - オオルリとの千日の森羅万象を写し取ったマンダラ世界。

私の最も好きな小説のひとつで、ブックカバーは作者不詳の国宝『日月山水図屏風』。『Stone Valley』にも、この作品のデジタル復元版(小林美術科学)を使用させて頂いているが、世界的に見てもまずないケースであろう。

今夜はチャレンジ最終日。東京で暮らしていた頃は通勤時間が片道1時間半あり、電車の中で本を読むのが楽しみだった。高知に帰ってからは寝る前に読む程度になったが、本と映画と岩登りは、歳をとるほどに面白くなる。

7日間ブックカバー・チャレンジ(第六日目)

06.jpg


『ジョジョの奇妙な冒険』(1987- )

昭和62年『少年ジャンプ』で連載が始まった、荒木飛呂彦氏による、バトルアドベンチャー大河ロマンストーリー。

私の好きなのは『Part2 戦闘潮流』。メキシコで発掘された「柱の男」と波紋戦士の戦いを描く。Part3以降の”スタンド”に関しては、納得いかないものを感じ読んでない。

ある筋の情報によると、あのエルキャピタン倉○が、この本に出てくる太陽の力「波紋」の呼吸法を密かに研究していると聞く。そして、あなたの次のセリフは「マジで...」という!

7日間ブックカバー・チャレンジ(第五日目)

05.jpg


『陰摩羅鬼の瑕』(京極夏彦 2003年)

『姑獲鳥の夏』(1994)に始まる百鬼夜行シリーズ第8弾。最も好きな作家の一人で、書籍は全て所有している。第二次世界大戦の戦中・戦後の混沌とした日本を舞台として、個々の作品タイトルには妖怪の名前が冠せられている。

その魅力について話し始めると、岩探し同様止まらなくなりそうだが、興味のない人にはうんざりするほど長い蘊蓄、「薔薇十字探偵社」の榎木津礼二郎を筆頭とした個性的なキャラクターたち、読みだしたら引き摺り込まれる独特の世界感、「レンガ本」と呼ばれる分厚いページ数...。

『陰摩羅鬼の瑕』は、”おんもらきのきず”と読み、中国及び日本の伝承に登場する鳥の妖怪の名前で、奥吉野の未公開エリアの課題名にも採用させて頂いている。

”伯爵は私を視た。そして問う。「貴方にとって生きて居ることと云うのはどのような意味を持つのです――」”

PageTopNext>>

PROFILE

Kuroshio

CALENDAR

03 | 2023/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

RECENT
CATEGORY
COUNTER